【完】恋のおまじないNo.1
そこまで言って、桃ちゃんはハッと口をつぐむ。



「いいと思うけどなぁ、好きなままで。桃ちゃんひとりが紫藤くんの側にいても大丈夫だよ。元々、ファンの子多いんだもん」




「そう、なのかなぁ…」



自信無さげに桃ちゃんが俯く。



「告白して、紫藤くんの反応は?きっと言われ慣れてるから、かわすのもうまいよね」



「うん、ありがとって軽い感じだった…特定の子と付き合う気ないから、友達ならって答えで」



「みんなにそう言ってるなら、桃ちゃんにもチャンスあるよ?」



「や~そういうのいいの。やっぱり、ただ友達でいられればいいなって実感した」



顔を半分隠し、キャーキャーと騒いでいる。



「ほら~!友達でいたいって思ってるよね」



「わっ、あたしそんなこと言った!?」



「言ったよ~、未練あるって」



「うそっ、そこまで言ってない!」




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