雨の中の喫茶店
エピローグ(B)
今日もあの喫茶店でウェイトレスのアルバイト。
あのカップルはあれから来ていない。

その後どうなったのだろうか?


私は愛する努力をしてきたのだろうか?
最近私は自分に問い掛けてみる。
あの出来事があってから分かった事が一つある。
相手をよく知ろうとしないとダメなのだと。

私は今まで誰と付き合ってきたのだろうか?

もちろん男の人で、それは私を良いと言ってくれた人。
でもそう言うことではなくて、だ。
誰といても自分の事ばかり気にしていた気がする。

どう思われるのか?

どう見られるのか?

もちろん相手の事を気に掛けてはいた。
けれど、それは全て自分の方向に向いていた気もする。

“別に俺じゃなくてもいいわけでしょ?”

今もしあの時あの瞬間に戻れたらどうするのだろうか?
きっと“そんなんじゃない”と言ってしまいたいに違いない。
そして、きっと私は何も言えず誰にも見られず泣くのだろう。
けど、今ならあの人の気持ちが少し分かる気がする。

私はただ都合の良い人が欲しかっただけなのかもしれない。
周りの友達と同じ様にして、私は特別じゃないと感じたかった。
全然恋なんて始まってなかったんだ。


そして、何時しか日常の中であの出来事は記憶の片隅へと消えていく。

でも、忘れない事がある。

忘れれない事がある。

そして、誰かを何時かきちんと愛したいと思う。
















それは、些細な思いやり?

それは、些細なすれ違い?



あなたにやり残した事はありますか?
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