ずっと見守る
「・・・・・・っと。こんなもんかな」

 結局、夕飯食べれなかったな。

 お腹すいてないし、大丈夫だよね。

 途中で泣いちゃって、少し文字が滲んでいるところもある。

 綺麗に折りたたんで、美しく咲く花の封筒にそっと入れた。

 それを枕の下に置いて、横たわった。

 薬も飲んだし。

 あとは点滴の様子を調べに来るだけだし。

 眠いから寝ちゃおっかな。

 今日は、廉太くんからのメールがなかった。

 きっと忙しいんだ。

 おやすみ、廉太くん。

 心の中でそう言って、目を閉じた。
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