【短編】熟女の恋愛事情
ナンパもいっぱいされたし、男がお金を出すのが当たり前だったんだよね。
それが、ステイタスでもあったし、自慢だった。
いまでも私には、ナンパされたり奢ってくれる男がいる。
ここに集まっている中じゃ、一番モテる男が寄ってくる女よね。
「りかも落ち着けてよかったよね。旦那が亡くなってから働き始めたとき血迷って会社の若造に熱を上げてたんだよね。」
「やめてよ~。熱を上げてたわけじゃないから。」
「そうよね。勘違いして好かれてるんだと思ってその気になっちゃっただけだよね。それも、それがきっかけとなって何人にもそんな浮かれた気持ちになっちゃっただけよね。惚れやすくなっちゃったきっかけが、20代の若者だっただけよね。」
からかうような調子で、さきが言う。
「そうそう、りかったら浮かれちゃってたもんね。
もう見てられなかったよ。どう見たって、誰にでもしてるような対応に対して、浮かれちゃうなんてありえないでしょ!」
当時リカと一緒に働いていたノブが言う。
「リカは、妄想力がたくましいからね。だけどそのおかげでいまの彼氏といられるのかもね!」
サキがまた言う。
「だから、私ばっかり弄らないでよ~」
「リカのネタが多いんだって!」
笑いながら、リカを弄る。
それが、ステイタスでもあったし、自慢だった。
いまでも私には、ナンパされたり奢ってくれる男がいる。
ここに集まっている中じゃ、一番モテる男が寄ってくる女よね。
「りかも落ち着けてよかったよね。旦那が亡くなってから働き始めたとき血迷って会社の若造に熱を上げてたんだよね。」
「やめてよ~。熱を上げてたわけじゃないから。」
「そうよね。勘違いして好かれてるんだと思ってその気になっちゃっただけだよね。それも、それがきっかけとなって何人にもそんな浮かれた気持ちになっちゃっただけよね。惚れやすくなっちゃったきっかけが、20代の若者だっただけよね。」
からかうような調子で、さきが言う。
「そうそう、りかったら浮かれちゃってたもんね。
もう見てられなかったよ。どう見たって、誰にでもしてるような対応に対して、浮かれちゃうなんてありえないでしょ!」
当時リカと一緒に働いていたノブが言う。
「リカは、妄想力がたくましいからね。だけどそのおかげでいまの彼氏といられるのかもね!」
サキがまた言う。
「だから、私ばっかり弄らないでよ~」
「リカのネタが多いんだって!」
笑いながら、リカを弄る。