イジワル王子を拾いました。


困り顔で笑う彼女を可愛いと思った。


「あ、あの…?」


見とれていた俺を不思議そうに覗き込んだ。


「あ、あ、いや。ありがとうな」

「いえ。…もうすぐお粥できるんで待っててくださいね」


そう言ってまた振り返りキッチンと向き合った。



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