君を想う【実話】


「瑠奈、愛してるよ」


男の腕の中



男は愛を囁く





求められてる..





必要とされてる..





愛されてる―..






そんなことでしか、自分の存在を認識できない





もっと求めて―





もっと愛して―..






「飯でもいくか?」


行為が終わった男は煙草をふかしながら、瑠奈に微笑みかける


「いいや。帰って」


またか、という感じで服を着替えてキスをすると男は部屋を出ていった
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