君との約束
バイト


あれから、すぐに俺は学校をやめて働き出した。
もし何かあった時にすぐに行けるようにするために病院に近いところで働いた。

学校から病院は、遠くてすぐに駆けつけられないからだ。



いつもバイトが暇になるとりなのことを考えている。
りなのことを……。

あれから2ヶ月。
りなは、どうしているだろう?

「おいっ休憩入っていいぞっ」

「あっ、分かりましたっ」

先輩に言われて俺は服を着替えてコンビニに向かった。

あれ?
後ろ姿でもすぐに分かる。
ふいに笑みが浮かぶ。

「りな?」

一瞬止まって振り向く。
びっくりしてでかい目がさらに大きくなる。

「裕ちゃん………」


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