Repair of the world~フルート吹きの魔法使い2~
「な、なにこれ・・!」

「凄い・・・。これがフルートの魔法の力か・・・!」

「でもなんで食べ物!?」

「今はこの食料はとても貴重だぞ!?卵はとても栄養がある。王妃もこれで元気になれるかもしれない。リオン、よくやった!!」

テンションが上がったのか、ウェインは今まで見た事もないとびっきりの笑顔で、そう叫んだ。

え、笑顔!!
その笑顔は反則!!

思わず心臓が跳ねてしまう。


「この事を国王に伝え、卵は皆に食べさせるように厨房に持っていく。リオンは他にも何か出ないのか吹いて調べてくれないか!?」


「う、うん。分かった・・・」

そう言ってウェインは足早に部屋から出ていった。

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