⁂初恋プリズナー⁂



リリーと会った時。

あの瞳は印象深いもので、純粋で真直ぐな瞳が、荒れた俺の心を揺さぶった。

大人になる過程で、その瞳の純な美しさに惹かれ。

その美しい瞳に、俺が好きだと、俺が必要だと訴え続けられ、しっかり囚われた。

リリーの体温のない人生なんて考えられない。

もし、俺に対する想いが、幼少期に刷り込まれたものだとか。

リリーの虐めという辛い日常を支えた、精神的な執着を恋だと勘違いしたものだとしても。

それはそれで構わない。

もしそうだとしたなら、一生勘違させ続けてやるだけだ。

どんなに時間をかけても、それを真実に塗り替えてやる。

リリー。

俺は、今更君を手放せないんだ。
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恋愛(純愛)104ページ

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真輝は浮気性。 そのくせ、私には全く触れてくれない……。 別れられたら、どんなに楽だろう。 だけど、好きだから別れられない。 毎日そんな事を自問自答する高校生、杏。 そして、『大事な人』の裏切り。 親の借金。 ニートオジサン湊との出会い。 人生が思わぬ方向へ動きだし、流されるまま、ひたすら生きる事を頑張る杏の辿りつく場所は。 ***** 今回も、思いつくまま、書いています。 端折ってる部分多めなので、話は一気に飛びがちです。                              2021.2.17 完

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