姫と年下王子たち
居酒屋は4階。


エレベーターには同時に8人も入れないので、とりあえず半分に分かれて乗った。


あたしと同じエレベーターには、カズヤさんもいた。



なにか視線が感じると思って隣を見上げると、…なんとカズヤさんがあたしを見ていた。


「…なっ、なななな…なんですかっ…!?」


なんでこの人、あたしのことジッと見てるの…!?


あたしと目が合うと、カズヤさんはにっこりと笑った。
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