姫と年下王子たち
今日ひなちゃんに告白する俺らにとっては、告白大会までのわずかな時間が、ひなちゃんへのアピールチャンスやった。


まぁ絢斗と涼は劇の準備があるから、まったくアピールの時間がないようなもんやけどなっ。


そのせいで絢斗は、ズルイだの不公平だのと朝からブツブツ言ってた。



俺は、ひなちゃんを出店に案内する。


あ~…。

ひなちゃんとこうして歩いてるだけで、俺の心臓緊張しっぱなしやっ…。
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