姫と年下王子たち
「…じゃあ、なんで?」


キーンコーンカーンコーン…


そのとき、授業開始のチャイムが鳴った。


残念、時間切れ。

秋月さんの戸惑う顔がおもしろいから、答えは言わないでおこう。


俺たちは、秋月さんの前の席に回った。


「俺らも、この辺座ってもいい?」

「どうぞどうぞ…♪」


3人横に並んで座る。


教室に、白髪で白ひげの先生が入ってきた。
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