姫と年下王子たち
あたしは膝にかけていたコートを羽織って、貴重品を持った。


すると長谷川くんは、なぜか鼻で笑った。


「よく言うよ。何時間、爆睡してたと思ってるの?」


…え?

どういう意味?


あたしは言葉の意味がわからず、ポカンとして首を傾げた。


「まだわからない?…はぁ~。秋月さんって、やっぱほんとにバカだなぁ」


長谷川くんは、やれやれというような顔を見せる。
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