姫と年下王子たち
先頭を滑ってた涼が一度止まり、空を見上げた。


その顔はゴーグルで隠れて、表情はわかりづらかったけど…。

佇む涼の姿が、「ちょっとヤバイな…」と言ってるようやった。


涼も、こんな急速に吹雪が強くなるとは予想してへんかったんやろう。



「少しスピード上げるから、秋月さんしっかりついてきてね」

「…はいっ!」


そして、ゴーグルの奥にある涼の瞳が俺を捕えた。
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