姫と年下王子たち
俺が俯いてると、涼が俺の額に手をあててた。


「…なに言ってんねんっ!べつになんもないし…!」

「空元気バレバレだよ。よくそんな体で、平然を装って滑れたな」


…クソ。

涼には、お見通しってわけか…。


「…じゃあ、どうする?もうホテルに戻るか?ひなにも聞いてー…」

「アホ、絢斗!!」


俺は、絢斗を止めた。


「…な、なんだよっ。デケー声なんか出してっ…」
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