姫と年下王子たち
タカシくんに払うようにして殴られた右頬が熱を帯び、ジンジンと痛みを伴っていた。


その痛みに、思わず目に涙が滲んだ。


…でも、泣いちゃダメっ。

泣いたら、こいつらがおもしろがるだけだから。


「ったく、おめぇはー」

「すいません、レイジさん。…ついイラッとして」

「イラッとしたっつっても、昨日まで仲よくしてたんやろ?」

「ハッ!あんなの、ただの芝居っすけどねっ」
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