姫と年下王子たち
俺は、必死にレイジに訴えようとするひなの腕を握った。


…もう、なにも言わなくていい。


そんなちっぽけな称号…、ほしけりゃくれてやる。

もともと“日本一”なんて、興味がなかった。


ひなが無事なら、他にはなにもいらねぇ。



「そんな称号…、どうだっていい…。レイジ…、お前の好きなようにしろ……」

「意外とあっさり破棄すんのか。じゃあ、俺ら白虎がもらうでっ」
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