姫と年下王子たち
「…そんなことないよ。ただの気のせいだよ」


やっぱり、雰囲気でなんとなく感じ取られてしまうのだろうか…。



「秋月先生、おはよーっ!」

「おはよう!」


そんな落ち込み気味なあたしをよそに、生徒は笑顔であいさつをしてくれる。

元気な生徒を見ていると、あたしの気も晴れそうだった。



…しかし、お昼休み。


「今日もいっしょにご飯食べよっ♪」
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