姫と年下王子たち
『で、それがどうしたん?』

『なんか秋月さん、家庭教師辞めるって言ってたから』


俺は、さっき秋月さんが言っていたことを、桔平に話した。


すると…。


『…マジでーっ!!?』


かなり驚いた様子だった。


『なんでなんっ!?』

『俺が知るかよ。お前がなんかしたんだろ』

『えー…。俺やってなんも…』


あからさまに、声のトーンが低くなる桔平。
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