姫と年下王子たち
「生徒のことを思って涙ぐむ、いい先生を演じてるつもり?」

「そんなつもりじゃなくてっ……」

「…うるさい!!」


美姫ちゃんは耳を塞いでそう叫ぶと、膝をついて地面に崩れ落ちた。


「なんで美姫が…、こんなヤツに負けないといけないのよっ……」


地面にポタポタと、美姫ちゃんの涙が落ちる。


「美姫ちゃん…」


あたしもしゃがみ込み、美姫ちゃんの肩に手を添えた。
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