姫と年下王子たち
まぁあいつも学校とか仕事で忙しいだろうし、これない日があってもおかしくない。


俺は、あまり深くは考えていなかった。



「お疲れ様です」

「お疲れ様、長谷川くん」


俺は店長にあいさつすると、裏口から出た。


夕方と言えど、真夏は蒸し暑かった。

湿度も高く、立っているだけで汗が滲み出る。


こんな日は早く家に帰って、クーラーのついた部屋で涼みたい。
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