姫と年下王子たち
「…ちょっと!あたしが絢斗の女っ…!?ふざけないでよっ」

「照れんなよ~♪」

「照れてないし」


絢斗は、あたしの頬を突つく。


「やべ、映画が始まるっ。お前らもう帰っていいぞ」


絢斗が男たちに指示を出す。


「…は、はい!」

「あんまり悪さするんじゃねぇぞ」


絢斗がそう言うと、男たちはそそくさと帰って行った。


“戦わずして負けを認める”とは、このことだと思った。
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