姫と年下王子たち
「俺もさー、ありえねぇとは思ったんだよ!だって俺、ひなのことが好きだろ?でも、翼がさー…」


どうにか園花の機嫌を戻そうと、あれだこれだと弁解する。


すると…。


「絢斗くんのバカ…!!」


初めて聞く、園花の大きな声。


俺が思わず呆気に取られていると、園花はそのままどこかへ走って行ってしまった。


「…あっ、園花!」


追いかけようと思ったが、どうも俺の気持ちがそうさせなかった。
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