ハピネス
その緊張が表に出てしまっていたのか、隣の比嘉君が疑問符を浮かべて私の顔を覗き込んだ。


ああああ……!!私何やってるの……!!


ずっと告白出来ないでいるクセに、こういう事はメチャクチャ分かりやすいんだから………っ!


「大丈夫大丈夫!早乙女さっき店の中でスッゲェ真剣に選んでたし、巴絶対気に入るから!気にすんな」


頭を抱える私をよそに、比嘉君は明るく笑う。


「う、うん……//////」


たったそれだけで、私の心の中の不安は吹き飛んでしまった。


やっぱり比嘉君の笑顔はステキ…いつでもどこでも癒されちゃう。
< 164 / 411 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop