ハピネス
きちんとハピネスをやり遂げてくれるか心配だったけど、天祢は“歴代ハピネス”の中ではちゃんと・マジメにやってくれた方だった。
一体何があったのか気になるけれど、天祢自身の心身やハピネスの任務に影響が無いなら、もうほっとこう。
「ねぇリリア…少し相談があるんだけど」
「んっ?」
ジュースを飲み終わり、天祢が午後の授業を受ける為教材室から出ようとすると、こう言われた。
「あのさ、ハピネスの叶えて貰う願い事1つ決める最終決断って、今日の午後10時にするんだよね?」
「そうよ」
「その願い事1つ……今決めちゃダメ?」
一体何があったのか気になるけれど、天祢自身の心身やハピネスの任務に影響が無いなら、もうほっとこう。
「ねぇリリア…少し相談があるんだけど」
「んっ?」
ジュースを飲み終わり、天祢が午後の授業を受ける為教材室から出ようとすると、こう言われた。
「あのさ、ハピネスの叶えて貰う願い事1つ決める最終決断って、今日の午後10時にするんだよね?」
「そうよ」
「その願い事1つ……今決めちゃダメ?」