これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて
「友達んとこ行くんでしょ~?」
あたしの変わりに山本さんが答える。
体育の時よりは幾分優しい物言いだけど、その声色には僅かな敵意が込められている。
……やっぱり、ここにはいられない。
「……てめぇ、ちょっと黙ってろ」
「「「……っ!?」」」
その場にいた女子全員が、びくりと体を揺らす。
いきなりアクマが怒りを露わにした。
ドスの利いた低い声に、一瞬にして皆が硬直する。
「……離せよ」
「…………」