これ、俺の。最強★不良彼氏に愛されて
「あの……阿久津くん」
「なんだ?」
教室を出て少し。
あたしはとてつもなく緊張していた。
理由は、
「……手……離してもらえないかなぁ~……なんて。あはは」
アクマの取る行動による。
「なんでだよ?」
「ひぃ!?だだっ……だって、緊張するし……!!」
軽く不機嫌オーラを醸し出すアクマにビビりながらも、なんとか抗議した。
そう。
先ほど教室を出てからすぐ、なぜだか手を繋がれている。
しかも俗に言う『恋人繋ぎ』。