奇聞録(冬)
日常の恐怖。

冬一巡十話




最愛の人を亡くして一年が過ぎた。


未だに納骨を出来ないでいる。


周りには早くお墓に入れてあげろと言われるが、気持ちが整理できない。

毎夜骨壺からはすすり泣く声が聞こえる。



上手いことせしめた保険金を、何故か使う気持ちになれない。


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