僕等はまだ恋を知らない


頭がパンクしそうだ。

朝からこんなにたくさんのことを考えてたら、疲れちゃうよ。


何から触れていいのかもわからないじゃん。




「ホームルーム始めるぞー」


ぐるぐる頭を悩ませているうちに、見慣れた顔の先生が教室のドアをガラリと開けた。

パタパタと席へと戻るみんなと一緒に私も自分の席へと座る。


3年生になっても変わらない担任と、変わらない朝の第一声。


やっぱりみんなも変わらないのかな?


1番変なのは私なのかもしれない。


いつもと同じ色をした空を見ていたら、そう思えてきた。


< 331 / 434 >

この作品をシェア

pagetop