叶ったはずの恋。

トリプルデート






それから4人と少し話をして家へ帰る。


そうすると今度はリビングから笑い声が聞こえて。



どうやら終わったらしい。



「ただいまー!」


今度は元気よく声をあげる。

リビングの扉をあけると陽菜と兄貴がいて。



『夏希、遅かったな』


と、言われる。


キミらのせいだよ…

なんて心の中で考えながらそうだね、とだけ答える。



「あのさ、今度トリプルデートしようよ!」


あたしが冷蔵庫からお茶を取り出すと同時に陽菜がそんなことを言う。


ビックリしてペットボトルを落としそうになる。



「トリプルって…??」


陽菜はあたしを指さし、自分を指さし、最後に陸、と言う。



『あ、夏希に報告!

俺と陽菜、付き合うことにしたから!』


今ごろかよっ!


と、心の中でツッコみながら陽菜の行動に驚きを隠せないあたし。



陽菜と兄貴

陸と朝子ちゃん

あたしと…大ちゃん…?!


どんな組み合わせなのよ…!





< 80 / 132 >

この作品をシェア

pagetop