だから、俺の彼女になってよ。
Episode ❤︎❤︎❤︎❤︎
私の恋の相手
「あー…どうしよ…」
部活が終わって数分。
私は今、玄関で頭を悩ませていた。
理由は、今私が待っている人、千歳くん。
自覚してしまった直後に2人で帰るとか…、私にとってはちょっとどころじゃなくハードル高い。
それでも、嬉しいと思っている自分がいるのは確かなわけで。
早く来てほしい思いと、来てほしくない思いで私の頭は葛藤中だった。