時間よ、止まれ。
「ケガ良くなって、父さんに『K高に挨拶に行ってこい』って言われて行ったら、『明日から毎日練習だ』って…。ホント、噂どおりすげー練習量。」
苦笑いしながら、優祐は私に説明してくれた。
なるほど…。
中学生をシゴく高校もありえないんだけど…
それがK高校、というコトなんだろう。
「やっと練習から抜け出せたけど、これもココの荷物整理のためだから…。」
優祐は少し小声になって、そう言った。
いよいよ転校か…。
全てが現実になっていく。