修羅は戯れに拳を振るう
「は、はいっ!」

莉々の顔に、ようやく笑顔が戻った。

「待ってます!手紙も、いつか龍宇さんが格闘特区に戻ってくるのも!」

「…ああ」

頭陀袋を下げ、裸足のままで歩いて行く龍宇。

白い空手着の背中は、格闘特区に訪れた日よりも、少し大きく見えた。
















< 180 / 180 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:3

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

天神学園のお忍びな面々

総文字数/218,664

その他760ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
こっそり留学しています。 新たなヒノモト留学生の日常。
天神学園の奇妙な案件

総文字数/141,997

その他470ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
それは 振り出しに戻る 物語。
ウラトルマン

総文字数/6,426

コメディ20ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
この宇宙のどこかにいるかもしれない 某宇宙人の ちょっと真面目な そっくりさんコメディ

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop