ときめきました、あなたに


今日こそはって紗央莉と有美にがっちり腕を捕まれ、居酒屋に連行された

「今日こそ、つぐみ白状しなさいよ」

「で、彼って誰?」


二人の目が睨み付けて話せって言っている

「誰にも、言わないでよ」

二人は頷いた


「去年の追いかけごっこ覚えている?」

ウンウンって顔ふり

「その時の塚本 剛志さん別名貴公子」

二人声あわせて「貴公子?」

「そう貴公子」

「そういうと告白するだけの為に仕事放り足したあれ?」

「うん、あの頃から好きだったみたい」

「まあ、仕事命のつぐみにもやっと恋してくれる方が見つかった、おめでとう」


「じゃあ今日は、お祝い、飲もう」


「ありがとう」


飲みにつれて、うっぷんが大爆発した

二人に事の次第を教えた、最初は興味深く聞いてたけど 「それは塚本さんにね、聞いた方がいいよ」 「うん、そうする、でもね、マンションの合鍵なんで持っているんだろ?私だけのってくれたのが予備、塚本さんが持っているのと2本だけって、」 「でもつぐみでも、可愛く見える、強気なんてみじんもみえない、」
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