好きとか絶対ありえへんっ
「俺さ、歩夢を振ったこと今でもずっと後悔してる」



「…」



「あの時、ちゃんと俺の気持ち伝えたら今でも付き合ったままでおれたんかな〜って」



春馬はそう言って手で顔を覆った



「けど、歩夢があの時俺のこと1番に想ってくれてたんやったら、もう十分すぎるぐらいの幸せを俺はもらった。」



「そんなことない…っ


あたしなんか春馬に想ってもらえるような女じゃない…」



あたしはあの時春馬のこと1番大切にしてるつもりやったのに、1番傷つけてた。




「歩夢は自分を責めんとって。



辛い涙流さんとって。


俺は歩夢の笑った顔が1番好きやから。」
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