感傷的恋愛論。
バイト先で出会った、同じくバイトの彼。


笑顔が可愛くて、すぐに好きになった。


出会った時、私はフリーターで、彼は高校三年生。


彼は、東京の専門学校に進学する事が決まっていて、


高校卒業後、東京に行くまでの間、バイトをしていた。


バイトの最終日、お互いの携帯電話の番号とアドレスを交換する事に…。


好きだったけど、彼女も居たらしいし、特に気持ちは伝えず、時期を待つ事にした。


たまにメールしたり、電話したり、そんなある日の事……


専門学校の夏休み、実家に帰ってきた彼がまたバイトする事になった。


「ドライブ行きません?」


って言われて…。


もちろん、断る理由はない。


長い、長い、片思いの結果がハッキリした日。


最高に幸せな一日。


それなのに、その幸せは、


“1年10ヶ月”で、


壊れてしまったんだ。



< 2 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop