T.A.B.O.O~満月のPerfect Crime~

*scene3*別れの時

幸せに浸りながらも美羽もジェーナもそれぞれの時間に向かおうとしていた。心ここにあらずの様子のまま美羽は夕暮れを待った。

「うーちゃん、今日早いけど午後から用事あって…ごめんね?」
「ん、いいよ。仕方ないもん。ありがと。」

そう言い16時少し回った時に面会は居なくなった。そう、これもどれもピエドラが仕組んだ物だった。17時を指した頃、美羽はピエドラに声をかけられた。

『お嬢…』
「アル…あのね……」
『話がある。』
「え?何?消滅って言うのなら私聞いてるよ?平気…」
『違う……和希が…』
「和希?和希がどうしたの?」

一気に胸を高ぶらせた美羽。
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