優先順位
気持ち


あれから、どうやって学校から帰ったのか。なにをしたのか。記憶は曖昧で、気付いたらベットに横たわっていた。

「連絡...なしだよね。」

もしかしたら、慎也から連絡来るんじゃないか。なんて期待してたけど、新着メールの表示もなくて。

「これから、気まずいな。
別れちゃうのかな。やだなぁ...」

そんなことを考えていると涙が溢れ出してくる。

クリスマス...たのしみにしてたのに。
ひとりだけ浮かれてて馬鹿みたい。

「きっと、今頃...」

女の子達とも楽しくしてるんだろうな。

考えすぎて余計に虚しくなる。
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