ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~side湊
「あー……。
っと……副委員長。
ちょっといいかな」



その呼びかけに、きょとんとする大熊さん。



首をかしげて、固まっている。



「花。
じゃあ、あたしたち、先に帰るね」



「うん、また明日~」



「じゃ~ね~」



友達が、手を振って先に帰っていった。



それでも、考え続ける大熊さん。
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