ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~side湊
――気にくわないヤツ。



そんなことを堂々と言うんだ。



しかも、すげーまっすぐな視線じゃね?



暗いからよく見えないけど。



「……っ。
急に会いたくなったって……」



戸惑ったような大熊さんの声が聞こえる。



こんなやりとり、もうこれ以上、聞いてらんねー。



だから俺は、ふたりに背を向けながら言った。

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