時にはケダモノくんなのです
「……乾かねぇ… 」
あれから何十分経ったんだろう…
ずっと黙っていた五十鈴君が口を開いた。
「う…うん…」
五十鈴君はずっと私を抱き締めてくれていて…
五十鈴君が抱き締めてくれてるから寒くはない。
「うーん……
暗くなってきたし…見えない…か?」
五十鈴君はそう言うとソーッと私から離れてジッと私を見てくる。
その視線に私はカァッと赤くなる。
だ…大丈夫かな…っ…
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