猫柳の咲く季節に
私は、涙を拭いて立ち上がった。
それでも、諦めたくない。
まだ、どこかで苦しんでいる誰かがいるなら、助けたい。
無理でも、出来なくても、何もしないのはいやだ。
私は、素手で土を掘り始める。
まずは、このネコをちゃんと成仏させないと。
捨てられて、私なんかに拾われて…
このネコにとっては、最悪な一生だったかもしれない。
だけど、最期だけは幸せになってほしい。
こんなことしか出来ないけど、今までありがとう。