同居は大変?!(続)

朝陽の想い






リビングでくつろいでいると
いきなり朝陽が





「なぁ、一花」





って呼ぶから少しびっくりした。





だって、もうちょっとこの無言の時間がよかったから。





朝陽との無言の時間は、なぜか居心地がいい。





なんか気まずいなんて思わないし、むしろ好きなんだ、この感じ。





「ん?どうしたの?」





「俺が香織さんの前で言ったこと、覚えてるか?」





えーっと………結婚の話しだよ、ね?





「教師続けてほしいってこと?」





「そう。俺は本当にそう思ってる。
仕事楽しいんだろ?」





< 26 / 63 >

この作品をシェア

pagetop