ヒーロー女子
「ほら音羽、授業始まるよ」
「ほんとだ!じゃあね〜」
席に戻った音羽を見て何を期待してるんだ。と思う。
英語の先生が来てスラスラと授業を進めていく。
みんなが黒板の文字をノートに写していく中、私は外を見つめる。
「うわっ!どこ蹴ってんだよ」
「壱成がちゃんと取ってないだけだろ?」
「なんだと!?おりゃっ!」
「おわっ!!」
体育の授業なのか、グラウンドでサッカーをしている小林先輩のクラス。
雅先輩はいない。まだ屋上でサボってるのかな?
うちの学校は男女別々だから女の子はいない。