1人ぼっちと1匹オオカミ(番外)

「晴野、神野、立川、悪いな」

「悪いとか言ってんなら、あとでなんかおごってくれよ」

「そ~そ~」

「あきくん!雷斗くん!」

「ははっ。他の奴らには内緒だぞ」

「…公庄って案外軽いよな…」

「神野、公庄先生だ」

 公庄先生、怒るのはそこですか。あきくんは聞いてるのか聞いてないのか適当な返事をしていました。

 4月になったら3年生ですか。早いですねぇ…。

「明後日には卒業式なんて、なんか早いですねぇ」

「朔夜さんたち卒業しちゃうんだよな…」

「そうだぞ。お前たちも来年には卒業だ」

「うわ、考えたくねぇ」

「確かに嫌ですね」

「…3人は進路、どうするつもりなんだ?」

 公庄先生の言葉にうっと言葉を詰まらせる。

 はぅ…最近その話をやたらお母さんも振ってくるんですよね。父親も…。

 お母さんは大学の資料請求もしているらしく、言えにはたくさんの大学の資料があります。ほとんど見ていませんが…。
< 443 / 523 >

この作品をシェア

pagetop