Your Smile ~君との未来~
「望愛、すげぇ愛してる。」
照れながらも俺の胸に顔を埋める最愛のやつに素直に伝えた。
だけど、返答はなし。
聞こえてくるものといえば、
スースー聞こえる、かわいい寝息。
「望愛?」
俺の胸に顔を埋めてる望愛に、声をかけるが
返答は、ない。
嘘だろ?
少し離れて、顔を覗き込めば
幸せそうに眠ってる望愛。
思わず緩む頬を抑えきれなくて、
俺は無防備に眠る望愛の額にキスを落としてから
ぎゅっと抱きしめて、
眠りについた。