Your Smile ~君との未来~


その後、それぞれ準備をしてから

11時に二人で家を出た。

私の横を歩く愛希君の手はポケットの中にあって、

少し寂しい気持ちになりながら隣にいてくれるだけでいい。

愛希君はどちらかと言えば、人前で手を繋いだりというか、
ベタベタするのを好まない。

別にいいんだけどね。

< 231 / 406 >

この作品をシェア

pagetop