恋に臆病
お母さんがホステスとの火遊びを好んでいたことは昔から知っている。


しかし私はそれを見て見ぬふりをしていた。


お母さんもそれを知っていながら毎晩のようにホステスを家に連れ込んできた。トウガはその中でもお母さんの1番のお気に入りのホステスだ。おそらく例のキスはお母さんがねだったのだろう。


一体、いくらホステスにお金をつぎ込めば気がすむのだろう。
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