不器用な恋模様

「はぁ…?」

桃華の爆弾発言に思わず素っ頓狂な声を上げてしまった。

この子は可愛い顔で何を言っていらっしゃる…?

「だから、鏡くんのこと好きなんでしょ?」


「い、いやそんなことは一言もいっ「いや聞く限りそれは恋だから」

手厳しい…(/_;)


「いやないない。私がアイツのこと好き?ありえないから。」


「でも鏡くんを見ててドキドキするんでしょ?」


「それは…」

否定できない。けどなんだか認められない。認めたくない。


「でも…私は」

キーンコーン、カーンコーン


「ま、奏ちゃんは認めたくなくてもいずれ確信に変わるからね。その時は相談に乗るよ」


そう言い残して桃華はさっていった

桃華の言ったことがすぐに現実になるなんて思わなかった。


< 13 / 77 >

この作品をシェア

pagetop