君色のソナチネ

rêveurー夢のようなー






ー純怜sideー



「ーーーいよいよ空丘祭が開幕します。
生徒一人一人が学園の名に恥じぬよう、準備してきたことを十分に発揮されることを期待しています。」


開会式を兼ねた始業式。

生徒の緊張や高揚感に包まれたホール空丘は、いつもとは違う異様な熱気が漂っている。

そんな中終わる、校長の長い話。



終わったってことは…、






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